【企業はここを見ている】転職活動の必勝法
こんにちは。
企業の経営者や役員と日々採用について協議している私が、企業側がどのような目線で転職希望者をみているのか。
どうすれば、希望している企業から内定をもらえるのかお伝えしたいと思います。
転職エージェントとはまた違った目線だと思いますので、ぜひ参考にしていただければと存じます。
結論
企業が見ているのは貴方の過去の活躍に
再現性があるかどうか。
です。
つまり、
「今までの活躍はまぐれではなく、転職先に行っても同じような活躍が期待できますよ」
と伝えることがゴールとなります。
再現性とは?
ここでいう再現性とは上記の通り、転職先で活躍できますと示すことを指しています。
企業側が採用時に一番不安になるのは
「この人を採用して、うちで本当に活躍できるのだろうか?」
です。
なぜなら日本では一度正社員として採用してしまうと、なかなか解雇は難しいからです。
そのため、万が一採用して失敗してしまうと、企業は今後数十年にわたり
数百万円/年のコストを垂れ流すことになってしまいます。
このような赤字を発生させたくないので、企業側は慎重になるわけです。
つまり、企業側の不安をこちらが取り除いてあげれば、
採用確度が高まります。
企業側に、「なるほど。それならうちでも活躍してくれそうだね。」と思ってもらえるかがポイントです。
具体的にどうすればいいの?
具体的には以下のイメージでお話するといいでしょう。
①今いる会社や過去の会社でこんな成果を出した
②この成果を出せた理由は○○だから
③だから御社でもこのような成果を残せると考えます
このような構文で組み立てるのがいいです。
ポイントは②です。
なぜこのような成果を出せたのか?それは現職(前職)の環境がよくたまたま出たのか、それともあなただからできたのか?
もちろんあなただからできたと示す必要があります。
「私は○○と考えたので、周りを巻き込んで□□という行動をとり、結果××という成果を残すことができました」
とお話しましょう。
例
営業職(メーカー)
私は業界大手の○○株式会社の営業として○○を販売してました。
主に工場を中心に営業しており、同期30名中最速で主任に昇格しました。
現在は○○営業所に勤務しており、営業5名のうち常に上位1位か2位の成績です。
(もしくは社内平均が年間2億円のところ、私は平均3億円は売り上げております。)
常に上位をキープできている要因としては、顧客から受けた注文をそのまま販売するのではなく、
顧客が今何に困っているのかをしっかりとヒアリングすることに努めたからです。
顧客がAという商品が欲しいといったことを鵜呑みにせず、「それはなぜですか?」と
踏み込んで聞くことで、
「それを解決するにはAよりもBの方がオススメです」と提案することができました。
結果、提案した商品が売れるだけではなく顧客の信頼を得ることにつながり
他者に顧客が流れてしまうことがなくなりました。
御社(貴社)に転職した際にも、同じように顧客の表面上のニーズを鵜呑みにせず
踏み込んでヒアリングをすることでより最適な提案をし、
売上増に貢献できるかと存じます。
となります。
どうでしょう?
「このような営業手法をとっているなら商材が変わっても活躍してくれそうだな。」
「この人は会社の看板で仕事をしているわけではないんだな」
とイメージできませんでしょうか?
まとめ
企業は「自社で活躍できる人材」を求めています。
再現性をアピールすることで採用してもらえる確度はぐっと高まります。
ぜひ試してみてください
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